GA4でChatGPT経由のアクセスを確かめる方法
ChatGPTなどのAIが自社のサイトを紹介し、そこから人が来ているかは、GA4の標準のレポートで確かめられます。ただし「AI Assistant」の数だけを見ると少なく数えてしまうため、参照元の「openai」もあわせて見ます。
確かめる手順(5分ほど)
- レポートを開く:GA4の左のメニューで「レポート」→「集客」→「トラフィック獲得」を開きます。右上で期間(たとえば先月の1日〜末日)を選びます。
- 「AI Assistant」の行を見る:表の1列目が「セッションのメインのチャネル グループ」になっていることを確かめ、「AI Assistant」の行のセッション数を見ます。ChatGPT(chatgpt.com)などから来た訪問がここに入ります。
- 参照元に切り替える:1列目の見出しの横の下向きの矢印を押し、「セッションの参照元」を選びます。chatgpt.com・openai・copilot.com・gemini.google.com・perplexity.ai・claude.ai などの行を探します。
- 「openai」を足す:「openai」の行は、GA4では「Organic Search(自然検索)」として数えられていて、手順2の「AI Assistant」には入っていません。AIからの訪問を数えるときは、手順2の数に openai の行の数を足します。参照元を「セッションの参照元 / メディア」にすると「openai / organic」と表示されます。
- 毎月同じ手順で記録する:同じ期間・同じ手順で毎月の数を表に残すと、増えているか減っているかが分かります。検索からの訪問(Organic Search から openai を引いた数)と並べると、割合で比べられます。
「openai」を足す理由(運営7サイトの実例)
2026年10月(10月1日〜30日)、運営する7つのサイトでは、「AI Assistant」に入った訪問が合計153件だったのに対し、「openai / organic」の訪問が128件ありました。足さないと、AIからの訪問の4割ほどを見落とすことになります。サイト別の数字は2026年10月のレポートにあります。
数字を見るときの注意
- AIのアプリから開いたときなど、参照元が残らない訪問は「(direct)」になります。AIからの訪問は、見えている数より多い可能性があります。
- Googleの「AIによる概要」やAIモードからの訪問は、google / organic として通常の検索と区別できません。
- (direct) には自動で巡回するプログラム(ボット)が多く混ざります。国が海外で滞在0秒の訪問がまとまっていたら、ボットの可能性が高いです。
- GA4の画面の言葉や並びは変わることがあります(2026年10月に確認)。
GA4でのAI経由アクセスのよくある質問
GA4の設定を変える必要はありますか?
ありません。この手順は、標準のレポートの表示を切り替えるだけです。設定の変更や、タグの追加はしません。
Googleの「AIによる概要」から来た人は分けられますか?
GA4では分けられません。google / organic として通常の検索と同じに記録されます。表示回数やクリックの傾向は、Search Consoleで見るのが近道です。
AI経由の訪問が0件でした。何か問題がありますか?
小さなサイトでは、月に数件〜数十件が普通です。0件が続くときは、robots.txt でAIのクローラーを止めていないかを確かめてください(チェックリストの1番)。