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デジタル化・AI導入補助金2026 第4次締切の採択結果|応募5,398者中2,446者が採択、中小企業にとっての意味

公開:2026.10.09 / AI導入参謀 編集部
デジタル化・AI導入補助金2026 第4次締切の採択結果|応募5,398者中2,446者が採択、中小企業にとっての意味

デジタル化・AI導入補助金2026の第4次締切分の採択結果が公表されました。通常枠・セキュリティ対策推進枠・インボイス枠(インボイス対応類型)と、複数者連携デジタル化・AI導入枠(第2次)を合わせて、応募5,398者に対し採択は2,446者です。単純計算の採択率はおよそ45%で、前回の第3次(約44%)とほぼ同じ水準でした。

⏱ 忙しい人向け 3行まとめ

  • 事実:第4次締切は応募5,398者・採択2,446者(通常枠816者/セキュリティ対策推進枠16者/インボイス枠1,610者/複数者連携枠4者)。ミラサポplusで2026年10月7日に告知、事務局も同日に交付決定事業者一覧を更新
  • 意味:全体の採択率は約45%(計算値)。2回続けて半数以上が不採択という水準で、計画の書き方で差がつく状況が続いているとみられる
  • アクション:次の締切は第6次の10月30日(金)17:00。不採択だった会社は、計画の「課題→ツール→効果」を数字で書き直す時間がまだ3週間ある

発表の事実

第4次締切分の採択結果は、ミラサポplusに2026年10月7日付で掲載され、事務局サイトでも同日に「交付申請件数及び交付決定件数」が更新されました。対象は2026年8月25日(火)までに申請された分で、内訳は次のとおりです。

枠・類型応募者数採択者数
通常枠1,836者816者
セキュリティ対策推進枠22者16者
インボイス枠(インボイス対応類型)3,536者1,610者
複数者連携デジタル化・AI導入枠(第2次)4者4者
合計5,398者2,446者

応募者数と採択者数から単純に割ると、全体の採択率は約45.3%、通常枠は約44.4%、インボイス枠は約45.5%になります(AI導入参謀による計算値)。セキュリティ対策推進枠と複数者連携枠は応募の母数が小さいため、率だけで比べるのは避けたほうがよさそうです。

事務局の事業スケジュールでは、今後の予定は次のように示されています(2026年10月9日時点)。

中小企業にとっての意味

数字から読み取れるのは、採択率が45%前後で落ち着いてきていることです。第3次(応募5,913者・採択2,601者、約44%)と比べても大きな変化はなく、「出せばだいたい通る」補助金ではない状態が続いています。申請の数が多い中で、計画の中身で比べられているとみられます。

枠別に見ると、応募・採択とも最も多いのは引き続きインボイス枠です。会計・受発注・決済のソフトを入れる比較的小さな投資が中心で、「まず経理まわりから」という会社にとっての入口になっている構図は前回と変わっていません。一方、AIを含む業務ツールを幅広く対象にする通常枠も採択率は44%程度で、ここも半数以上が不採択です。

不採択になりやすい計画には、「なぜこのツールなのか」「導入後に何の作業が何時間減るのか」が書かれていない、という共通点があります。IT導入支援事業者(ベンダー)が用意したひな形をそのまま使い、自社の課題の説明が薄くなっているケースも現場ではよく見られます。書き方の考え方は採択率を上げる事業計画の書き方で整理しています。

第6次に出し直すなら「数字の3点セット」を足す

同じ計画で出し直しても、結果が変わる可能性は高くないと考えたほうが現実的です。「導入前の作業時間」「導入後の見込み時間」「浮いた時間を何に回すか」の3点を、自社の業務に合わせて書き足すのが目安です。時間の見積もりはAI導入の削減効果シミュレーターで下書きを作ると、ベンダーとの打ち合わせもしやすくなります。

補助金の採択率・要件・スケジュールは公募回や年度で変わります。ここに挙げた数字は第4次締切分の公表値にもとづくもので、次回以降の結果を約束するものではありません。最新は公式で確認してください。

今やるべきこと

第4次に申請した会社は、まず事務局の交付決定事業者一覧で採否を確かめるのが近道です。

出典

※本記事は2026年10月9日時点の公開情報にもとづきます。採択率は公表された応募者数・採択者数からAI導入参謀が計算した目安です。補助金の制度・要件・スケジュールは公募回で変わります。最新は公式サイトで必ず確認してください。