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事業承継・M&A補助金 十五次公募の採択結果を公表|採択率は約61%

公開:2026.09.12 / AI参謀 編集部
事業承継・M&A補助金 十五次公募の採択結果を公表|採択率は約61%

中小企業庁は2026年9月11日、事業承継・M&A補助金(十五次公募)の採択結果を公表しました。申請551件に対して採択は338件、全体の採択率は約61%です。次の十六次公募を検討している会社にとって、通過ラインの実感をつかむ手がかりになります。

⏱ 忙しい人向け 3行まとめ

  • 事実:2026年9月11日に十五次公募の採択結果を公表。申請551件・採択338件(採択率 約61%)
  • 意味:枠によって採択率に大きな差はなく、おおむね5〜6割が通り、4割前後が通らない水準。計画の作り込みで差がつきやすい
  • アクション:十六次公募は申請10月2日〜11月6日17:00(予定)。GビズIDプライムの取得と、承継後の業務体制の棚卸しを先に進めておくのが現実的

発表の事実

公表されたのは、事業承継・M&A補助金(十五次公募)の採択事業者です。ミラサポplus(中小企業庁)に2026年9月11日付で掲載された情報によると、申請・採択の内訳は次のとおりです。

枠申請件数採択件数
事業承継促進枠190件115件
専門家活用枠312件194件
PMI推進枠47件28件
廃業・再チャレンジ枠2件1件
合計551件338件
551件
十五次公募の申請件数
338件
採択件数(採択率 約61%)

十五次公募の申請受付期間は2026年6月19日から7月24日まででした。採択率は申請件数と採択件数から計算した値で、事務局が「採択率」として公表している数字ではありません。枠別に単純計算すると、事業承継促進枠が約61%、専門家活用枠が約62%、PMI推進枠が約60%と、いずれも6割前後に収まっています。

中小企業にとっての意味

この数字から読み取れるのは、「出せば通る」制度ではないが、極端に狭き門でもないという位置づけです。ものづくり補助金の直近回が3割台だったことと比べると通りやすい部類ですが、それでも申請の4割弱は採択に至っていません。

枠ごとの採択率に大きな開きが見られなかった点も、実務上は示唆があります。「通りやすい枠を選ぶ」という発想より、自社の状況に合った枠を選び、その枠で求められている内容を丁寧に書くほうが結果につながりやすいとみられます。専門家活用枠の申請が全体の半分以上(312件)を占めていることからも、M&Aの仲介・デューデリジェンス費用の負担が現場の関心事になっている様子がうかがえます。

採択された後のほうが長い

採択はゴールではなく、交付申請・事業実施・実績報告と手続きが続きます。とくに事業承継促進枠のように設備投資を伴う枠では、発注のタイミングを誤ると補助対象外になることがあります。採択の連絡が来てから交付決定までの間に何をしてよいか・いけないかは、公募要領と交付規程で必ず確認してください。

後継者不在の課題は、人手不足と地続きです。「社長にしか分からない仕事」が多い会社ほど、承継の準備は重くなります。制度を使う・使わないにかかわらず、業務の棚卸しと標準化は先に着手しておいて損のない部分です。

今やるべきこと

出典

※本記事は2026年9月12日時点の公開情報にもとづきます。採択率は公表された申請件数・採択件数から算出した参考値です。補助金の制度・要件・スケジュールは公募回で変わります。最新は公式サイトで必ず確認してください。

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