AI速報

Geminiアプリの中で文書・スライドを作って編集できるように|全ユーザーが対象、中小企業にとっての意味

公開:2026.11.05 / AI導入参謀 編集部

Googleは、Geminiアプリのチャットの中で文書・スプレッドシート・スライド・PDFなどを作成し、プレビューして編集できる機能を公表しました。Google Workspaceの全顧客と個人アカウントの利用者が対象です。Googleスライドでも、1回の指示で資料全体を直せるようになりました。

Geminiは、チャットの中でファイルの修正まで終えられる

  • 10月29日公表で、Geminiアプリの中でファイルの生成・プレビュー・編集ができます。スライドはPPTXかPDFで書き出せます(→ 発表の内容)。
  • 料金を増やさず試せる範囲が広がった形です。ただし、スマホで使える範囲や日本語の対応に違いがあり、社内の扱いで確認したい点もあります(→ 意味)。
  • すでにWorkspaceを使っているなら、普段の資料で試すのが近道です。個人アカウントで業務に使っている場合は、先に決めたいことがあります(→ やること)。

Geminiアプリのファイル編集の発表内容

Geminiアプリのファイル編集は、チャットで作ったファイルを、その場で確認して直せる機能です。Google Workspace Updates(公式ブログ)で確認できた内容は次のとおりです。

項目内容
公表日2026年10月29日
できることチャットの中でファイルを生成・プレビューし、全画面で直接入力して直す。文字を選んで質問したり、Geminiに修正させたりもできる
スライド構成や内容を作ってレイアウトを確認し、Googleスライドで開くか、PPTX・PDFで書き出す
表管理表や表を指示で作り、プレビューしてGoogleスプレッドシートで開く
文書PDF・Googleドキュメント・Markdown・TXTなどを下書きして編集し、ドライブに保存できる
使える環境PDFのプレビュー・編集はWebとモバイル。それ以外の形式はWebのみ
対象Google Workspaceの全顧客、Workspace Individual、個人のGoogleアカウント。Geminiアプリが使える全言語
管理者の設定この機能だけを止める設定はなし(Geminiアプリ自体のオン・オフはヘルプを参照)

同じ時期に、Googleスライドの中のGeminiでも、複数のスライドや資料全体を1回の指示で編集できるようになりました(2026年10月30日公表)。フォントや配色の統一、別の資料のデザインに合わせる変更、複数スライドの統合などができます。結果は編集できる通常のスライドに反映され、元に戻す操作や版の履歴で確認できます。

こちらは公開時点では英語のみの対応で、対象はBusiness Standard・Plus、Enterprise Standard・Plus、Google AI Pro・Ultraなどです。展開は10月29日に始まり、表示まで15日を超える場合があります。2026年12月1日までは利用上限が高い優待期間で、その後は利用者ごとの上限が適用される予定です。

Geminiアプリのファイル編集は中小企業にどう関係するか

Geminiアプリのファイル編集で変わるのは、「作ってもらったあとの手直し」の手間です。これまではAIの文章を別のソフトに貼り付けて整える流れが多かったのに対し、チャットの画面のまま修正まで進められるようになります。社内資料の下書きや管理表のたたき台のように、完成度より速さが大事な作業で使いやすい機能とみられます。

ChatGPTでも10月にスライド作成の機能が広がっており(詳しくはこちらの速報)、チャットAIでファイルまで作る流れは各社で進んでいます。新しい契約を増やす前に、今使っているサービスで足りるかを確かめる価値があります。

対象が広いぶん、社内の扱いを確認しておく

個人のGoogleアカウントでも使えるため、社員が私用のアカウントで業務の資料を作る場面が増える可能性があります。個人向けと法人向けでは、入力した内容の扱いが異なる場合があります。また、この機能専用の管理者設定はないため、社内でどう使うかはルールで決めておく必要があります。

作ったファイルは、数字や固有名詞の確認が欠かせません。見た目が整っているほど誤りに気づきにくくなるため、社外に出す前に人が読み直す工程は残しておくのが現実的です。

Geminiアプリのファイル編集を受けて今やるべきこと

資料づくりをAIに任せる順番は資料作成をAIで時短する方法、社内ルールの決め方は生成AIの社内ルール・ガイドラインの作り方で整理しています。

出典・確認日

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※2026年11月5日時点の公表内容です。対象プランや画面の表記は変わることがあるため、最新は公式で確認してください。